シャインガラス技法とは、新しいステンドガラス技法です。
シャインガラスは従来のステンドガラスと異なり、何が新しいのかといいますと、
その製造法にあります。
従来のステンドガラス技法では、ガラスにコ型、 H型の鉛線を組み合わせ半田付けとか、ガラスの縁に銅テープを巻きつけ半田を溶かし込みながら密着させて一つの製品を作り上げる根気と時間を要する完全な手作業によるものに対し、シャインガラス技法では型にガラス(強化処理)をセッティングし溶融金属(錫合金・アルミ)を流し込む成形方法で、強靭で美しく量産性(企業性)のある製品が製造できるのです。
通常ならば、この様な製法では成形時に発生する急激な温度変化、又、成形後の鋳物の収縮によりインサートされたガラスは割れやヒビが入るのですが、この問題を解決したシャインガラス製品はガラスの縁に金属が直接密着している為、高い強度を持ち、板・球・変形の形状のガラスも使える。
又、その強度をいかしデザインの中に大きくスカシ(空間)を明けたり、成形時にビスや
ナット等もインサートし、製品に便利性を計ることも出来ます。

日本で生まれて世界中のどの国にもない「シャインガラス」技法は、その永遠的なガラスの色と光を自然の中に静かに溶け込ませる…それが「シャインガラスガーデン」という、我々が提案する新しい庭造りなのです。「照らす」「輝かせる」「飾る」「演出する」ために生まれた「シャインガラス」です。